山形県銀山温泉にあるレトロでモダンな旅館「藤屋」。銀山温泉も含めてその魅力をご紹介します。
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大正ロマンを感じさせるノスタルジックな町並を残す銀山温泉
銀山温泉の場所
山形県尾花沢市の山間部にあります。自動車か公共交通機関であれば、山形新幹線の大石田駅からバスを使い訪れるのが一般的です。
但し、自動車の場合、温泉街は一般車両の通行が禁止されている為、温泉街入口にある各旅館の駐車場に止めて、旅館スタッフにお迎えにきてもらい、専用車で温泉街に向かいます。
銀山温泉の歴史
開湯は江戸時代初期と歴史があり、銀山温泉の名称の由来になった延沢銀山の鉱夫が発見したのが始まりとしてます。
本格的に温泉街と変わっていったのが、銀採掘が衰退し、1689年に銀山が閉山した後。
大正から昭和初期にかけて、最盛期を迎え、3層4層の木造建築のモダンな旅館が銀山川の両岸に立ち並びました。
NHKの連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことにより一躍有名になりました。
今もなお大正ロマンを感じさせるノスタルジックな町並みが残っている温泉街です。
銀山温泉公式HP
銀山温泉のノスタルジックな町並
銀山川の沿いにモダンでレトロな旅館や商店が立ち並びノスタルジックな町並みになっています。
旅館でお借りした浴衣を着て散策(藤屋では浴衣の貸出サービスがあります)
夜にはガス灯が燈り幻想的な光景に
昼の町並みも素晴らしいですが、夜はまた違った趣きを感じることができます。夕方以降、今では珍しいガス灯が燈り、温泉街をノスタルジックに演出します。
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レトロでモダンな旅館「銀山温泉 藤屋」
藤屋は著名な建築家、隈研吾氏が設計。銀山温泉の町並みに溶け込んでいるレトロでモダンな旅館です。
藤屋正面の写真
正面玄関では綺麗に手入れされた水のお庭がお出迎え。
藤屋公式HPはこちら
インスタ映えする素敵なロビー
藤屋といえばこの素敵な吹き抜けのロビーです。簾虫籠(すむしこ)と呼ばれる竹製の簾で仕切られ、互いの景色が透けて見えることによって解放感があります。
木材と竹で直線的に設計された館内はスタイリッシュで和のテイストが漂いつつ、オレンジ色の常夜灯の照明によって温かみのある空間を演出しています。また館内には案内板はおろか部屋番号やドアノブ、引き手もなく、非日常の世界観を感じ入ることができます。
夜になると、常夜灯の明かりが鮮やかになり、こんな幻想的な写真が撮れてしまいます。
お部屋紹介(スタンダードナンバーA 洋室)
お部屋は全8室。スタンダードナンバーABCの3つのタイプから選ぶことが可能です。
今回はスタンダードナンバーAの洋室タイプ(客室No.200)をご紹介します。スタンダードナンバーAタイプは唯一プライベートバス付きで和室と洋室の選択ができ、1番部屋のグレードが高いナンバーとなります。
館内同様、お部屋も無駄のないスッキリしたデザイン。お部屋の窓から温泉街が眺めることができます。
ベッドの後ろに洗面所が設けられているというオシャレな設計
ベッドルームの写真
こちらがプライベートバスです。こちらからも温泉が出ます。ヒノキのいい香りが広がります。
5つの貸切温泉風呂紹介
藤屋には5つの貸切温泉風呂があり、それぞれ趣きが異なっている空間となっています。全てプライベートでご利用が可能です。他のお客さんも多くて8組なので、宿泊中全てのお風呂を利用してみるのも楽しみの1つです。
ひばのお風呂
その名の通り、浴槽から壁、床、洗面台全て青森のヒバ造りでできているお風呂です。
竹のお風呂
竹の格子に囲まれたお風呂。
他にも半露天風呂、石のお風呂、地下のお風呂がありますが、暗くて写真映りが悪かったので、藤屋の公式HPをご参照ください。
お食事紹介(夕食)
夕食は懐石料理のコースです。今回、量を少なめに指定したコースですので、通常より少ない量になってます。それでもお酒を飲む方は十分なボリュームかと思います。実際、私もお腹いっぱいになりました。
こちらが懐石料理コースメニュー
食前酒、先付、前菜、座付吸物
料理のお供にはやっぱり日本酒。山形県の地酒である出羽桜です。
割鮮旬味。お刺身の盛り合わせ
焼物。岩魚の化粧焼。香ばしくて絶品でした。
温物。地元尾花沢牛の陶板焼
凌ぎ。山菜がたくさん入ったお蕎麦
デザート。山形県名産のサクランボが添えられてました。
お食事紹介(朝食)
朝食は和食です。おそらく皆さん、昨晩はお酒を飲まれる方が多いと思いますが、そんな方々にはぴったりのお腹に優しい朝食です。
銀山温泉 藤屋周辺のおすすめ観光スポット
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「山寺」の通称で知られる宝珠山立石寺
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銀山温泉 藤屋のまとめ
- 銀山温泉はノスタルジックな大正ロマンを感じることができる温泉街。
- 夜はガス灯が燈り、また昼とは違って一面を楽しむことができる。
- 有名建築家設計の「藤屋」はスタイリッシュで他にはない、非日常の世界観を感じ入ることができる。
- 簾虫籠で仕切られたロビーは素敵で思わず写真を撮らずにはいられない。
- 5つの貸切温泉風呂はぜひ全てご利用を。
- 日本酒との相性が抜群の懐石料理の夕食と目覚めに優しい和朝食。
大正ロマンを残す、ノスタルジックな温泉街「銀山温泉」とそこにあるレトロでモダンな旅館「藤屋」にて非日常を味わってみてはいかがでしょうか。
銀山温泉 藤屋のInstagram
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銀山温泉 藤屋の詳細情報・アクセス
住所:〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑443
TEL:0237-28-2141
公式HPはこちら