太地町の捕鯨の歴史を伝えるくじらの博物館
太地町立くじらの博物館は、捕鯨で栄えた和歌山県東牟婁郡太地町にある博物館です。昔の日本では各地で捕鯨が盛んにおこなわれてました。太地町もその一つで、くじらの博物館は捕鯨の歴史と技術を後世に伝えることを目的に開館されました。
大きな鯨の絵が描かれた建物に目がとまります。
館内にはクジラの骨格標本をはじめ、鯨の生態や捕鯨に関する資料が多数展示されています。
注目すべきは博物館としての展示だけでなく、イルカが間近に見れる水族館(海洋水族館マリナリュウム)が併設されており、仕切られた自然の入江ではクジラショーが、プールではイルカショーが催されていることです。
自然プールで開催されるクジラショーは必見
自然の入江を仕切って作られたプール(自然プール)ではクジラショーが1日4回開催されています。オキゴンドウ、ハナゴンドウという種類のクジラ3頭がショーを披露していました。
自然の入江をプールとして整備された湾内。透明度が高い綺麗な入江です。
こちらがショーの様子です!
飼育員さんの合図を待って
ボールへ大ジャンプ!
クジラのショーを初めてみました。イルカに比べて体が大きいので、ダイナミックなショーをみることができます。イルカ同様、頭がいい動物なんですね。
動画でも撮りましたので是非ご覧ください↓
ショーの最後には観客にきちんと挨拶をしてました。愛らしいクジラさん達でした。
拍手のしかたが可愛いです♪
ふれあい桟橋でクジラとイルカに餌やり体験も
自然プールにある桟橋(ふれあい桟橋)でクジラとイルカに餌やり体験もできます。ふれあい桟橋前にて受付を済ませて、餌であるイワシを購入します。
イワシをかかげるとおねだりしてきます。
こちらはイルカ
こちらはクジラ
大人のみならず、お子さんにはとても良い貴重な体験になるかと思います。
プールでのイルカショー
併設のプールではイルカショーも開催されています。可愛いイルカ達が頑張ってショーを盛り上げます。
ショーの最後には記念撮影もできちゃいます。
海洋水族館マリナリュウム
だ円形の大水槽が特徴の海洋水族館マリナリュウム。3種類の小型のイルカと珍しいアルビノのバンドウイルカに会うことができます。
中でもスジイルカに出会えるのは世界でくじらの博物館だけとのこと。他にも太地町周辺で採捕された魚類や甲殻類、クラゲなどを見ることができます。
まるで一緒に海中で泳いでいるかのような感覚になります。
くじらの博物館の詳細情報・アクセス
住所:〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
TEL:0735-59-2400
営業時間:8:30〜17:00
休業日:年中無休
くじらの博物館の入館料
一般 : 1,500円 小中学生 : 800円
この価格で展示品鑑賞からショーまで楽しめるのでかなりお得な博物館だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。町立の博物館とは思えない充実っぷり。博物館でクジラとイルカのショーが鑑賞でき、また餌やりというかたちでふれあうことができるのはここだけではないでしょうか。ご家族連れはもちろんカップルでも楽しめるオススメスポットです。